Yesterdays (再掲)

英語の例示として何かというとビートルズの ”Yesterday” が使われる退屈さを避けるために、

すでに取り上げた “Yesterdays” を再度取り上げてみる。

 

Yesterdays - ノリの悪い日記

 

この中から、Billie Holiday の 1952 年の録音を下に挙げて、歌詞も掲載しておく。

 

 

Yesterdays
Yesterdays
Days I knew as happy sweet
Sequestered days
Olden days
Golden days
Days of mad romance and love

Then gay youth was mine
Then truth was mine
Joyous free in flame and life
Then sooth was mine
Sad am I
Glad am I
For today I'm dreamin' of
Yesterdays

 

日本語には「や行」があるので /j/ の音は普通に使っているはずなんだが 、なかなか難しい。まず、音を確認してもらえばわかるように、yesterday の y なんかは日本語の「イエスタディ」とはもちろん違う。より母音が高い音になる yeast なんかは、前の記事で説明したように/j/ は母音よりも高い音で始めないといけないので、かなり難しい発音だなあと思う。日本語の「い」はや行の「い」ですませてもいいので、/i/ を「い」で代用すると簡単に “yi” になってしまう危険を孕んでいる。逆に “yi” に絶対間違えられないように「い」の発音を調整すれば、それが英語の /i/ だったりする。

 

/j/ の音って、気になりはじめると病的に気になったりもする本当に嫌な音である。cash, fish, fresh, English などの sh の子音の後に、わたり音 /j/ が聞こえてしまう人がかならずいる。

 

assume の  u の発音は、文字 s (他には、文字  “l”, “r”, ”ch”, “j” などがある) の後なので、米語では たいてい /j/ が入らない。英語では/j/ を入れることがあるので、きれいに/j/ が発音できるとかっこいいが、 /s/ が /sh/ に変わってしまう残念な音で聞こえる。

 

/ju:/ ではなく /u:/である単語の例としては、以下のものがある。

 

blew, flew,  June,  grew, crew, true, super, drew, ruby

 

よく使う sure の  s は /sh/ の発音だが、 u は、/ju/ ではなく、/u/ であるか/ɔ/である。

 

usual の 強勢をおく方の u は/ju:/ であるが、その後のu は /u/  である。persuade の su は、 /sw/ という発音である。「官能的な」を意味する sensual は、/sh/ + /u/ であるが、前に /n/ が入るので /sh/ が自然に /ch/ のように聞こえる。

 

あまり神経質になっても、いっぺんには無理なのでしょうがないんだけど、頭で理解するよりyesterday や yes の y の動く音(わたり音)の存在が /i/ とは違う音としてまず頭の中で響くことだと思う。