ノリの悪い日記

古今東西の映画、ポピュラー音楽、その他をいまここに交錯させながら随想します。

三條町子

f:id:noriharu-katakura:20171028115942j:image

『恋の蘭燈』(1951) を見て滂沱の涙にくれる。この映画はクリスマス映画だったんだ。暁テル子が出演しているけれども、彼女はこの 1951 年に自分の代表曲をレコーディングしている。

『東京シューシャインボーイ』はロバート・アルトマン監督の『M*A*S*H』(1970) に使われたし、大友克洋の劇場版映画『AKIRA』(1988) にも使われた。

白光が映画で歌っている曲は、すでに前の記事で紹介したが映画の中では中国語でも歌っていた。

恋の蘭燈 - ノリの悪い日記

森繁久彌が演じている気のよい与太者、佐竹のニックネームは「銀座の雀」で、森繁はこの映画でこの曲を歌っている。『銀座の雀』は仁木他喜雄の作曲で、『銀座二十四帖』(川島雄三監督、1955) の主題歌にもなった (元々は藤山一郎が唄った『酔っぱらいの町』という曲であった)。

後は、映画の中で『東京ブバッピー』のメロディが流れていた。

それで、なんとなく三條町子の曲を思い出した。