“Boogie Woogie” は 1938 年に最初にヒットしたのか。知らなかった。1944 - 45 年に大ヒットしたのが最初だと思っていた。しかも、Deane Kincaide が短い間だけど、ドーシー楽団に係わっていた頃に手がけたアレンジだったんだ。 Paul Weston も 1936 年から1…
この年はあまりにも録音が多く、YouTube にあがっているものだけでも網羅できてない。当時いかに人気があったかが窺える。この時代の代表曲と言えるものもあるなあ。 1937:Song of India: Marie: They All Laughed: Night and Day: Honeysuckle Rose: Stop, …
1936 年のトミー・ドーシー楽団から。この時期、Sy Oliver はまだジミー・ランスフォード楽団で活動している。Sy Oliver がトミー・ドーシー楽団のアレンジャーとして参画するのは、1939 年のことでまだ先である。 1936:You: Did I Remember: You Started Me…
エレノア・パウエルのタップの音が前回の記事で聞こえてきたので、『タップの女王』の映像を見ることに。 フレッド・アステアと『踊るニュウ・ヨーク』(Broadway Melody of 1940, 1940) で共演したエレノア・パウエルが、彼と『ビギン・ザ・ビギン』にあわせ…
トミー・ドーシーが独立して楽団を形成した1935年の録音から。 1935:On Treasure Island: I’m Getting Sentimental Over You: I’ve Got a Note: Alone: Weary: I’m Shooting High: Got a Bran’ New Suit: Take Me Back to My Boots and Saddle: The Music Go…
レッド・ニコルズが残した 1931ー32 年の録音から。 1931:Blue Again: You Rascal, You: Singin’ the Blues: Haunting Blues: Love Is Like That: Keep a Song in Your Soul: At Last I’m Happy: Fan It: If You Haven’t Got a Girl: How Long How Long Blue…
下のレッド・ニコルズの演奏の中で 、“Peg O’My Heart” について特に触れておくと、もともとは、劇作家J・ハートリー・マナーズが妻であり舞台女優でもあったロレッタ・テイラーのために書いた劇であり、ブロードウェイの大ヒット作のタイトルであった。そ…
レッド・ニコルズってなんでこんなにレコードの数が多いのかと思っていたが、一説によると 1920 年代だけでも 4,000 以上のレコーディングに登場していると言われているそうである。これって十年をフルに活動しても年平均で 400 以上ってことだから、毎日コ…
1928 年のレッド・ニコルズから。 1928:When You’re Smiling: Japanese Sandman (2 takes): Nobody’s Sweetheart: Mississippi Mud: Dear Old Southland: Whispering: Harlem Twist: Original Dixieland One Step: I Can’t Give You Anything But Love: Craz…
バングラデシュに行くには直行便がないので、シンガポールのチャンギ国際空港で次の便を待ちながら、Duke Ellington と Ray Brown が、24歳の誕生日も迎えないうちに亡くなってしまったベーシスト、ジミー・ブラントンに捧げた 1971 年のアルバム “This One’…
とてもまともに聴きこんでいるとは言えないレッド・ニコルズを少し聴いてみることに。まずは、1926-27年。 1925: Tomorrow Mornin’ 1926: The Hottentots, Bass Ale Blues: Boneyard Shuffle: Buddy’s Habits: Washboard Blues: Plenty Off Center: 1927: Hu…
戦前に服部良一が作曲/編曲に関わった作品から。 唄へ唄へ:※ 松本伸 (ts) 南米の伊達男 (South American Joe): 雨の沈丁花: 星呼ぶ丘: アイレ可愛いや: ラッパと娘: センチメンタル・ダイナ:
Keely Smith のポーカーフェイスは、別の言い方で deadpan という言い方もある。彼女は昨年12月に89歳でお亡くなりになられた。 1934:That’s Where the South Begins: Sing Way Down Low: House Rent Party Day: Let’s Have a Jubliee: Jamaica Shout: 1935:…
ディック・ミネが27歳ぐらい (1935) のときの録音である。 Ivie Anderson が歌ったデューク・エリントンのこの代表曲は、1932 年にレコードが出たが、この年に昨日の記事の Bubber Miley は亡くなったのである。デュークがこの曲を作曲したのは1931 年だが M…
最初聞いたときは、本当に不思議な音だと思った。Bix Beiderbecke は 28 歳で、この人は 29 歳で亡くなった。 1926:East St. Louis Toodle-Do (1926): 1927:Texas Blues Destroyers: East St. Louis Toodle-Do (1927): 1928:The Mooche: Blues With a Feelin…