ノリの悪い日記

古今東西の映画、ポピュラー音楽、その他をいまここに交錯させながら随想します。

I’ll Be Home for Christmas

クリスマス・ソングの続き。

Christmas Swing

クリスマス・ソングの続き。

Have Yourself a Merry Little Christmas

クリスマス・ソングの続き。

All I Want for Christmas Is My Two Front Teeth

クリスマス・ソングの続き。

美空ひばり

どうでもいいのだが、すでに紹介した1955年の『七変化狸御殿』(大曾根辰夫監督)のクリップで美空ひばりが歌っているのはお正月ソングであった。 これは、 1952 年にはクリスマス・ソングとして歌われていたのだが、差別用語が使われているため発禁になってし…

戀に寒さを忘れて

クリスマス・ソングの続き。

オクシモロン的に

数学というゲームが古典論理に基づくのは、そのゲームをする上での規則みたいなもので、それに従うことには全然違和感はない。一方、ロジカル・シンキングの信奉者には申し訳ないが、実世界に適用された (古典) 論理そのものは、凡庸で退屈で単純すぎるし、…

Woody Herman

新聞にまたくだらないことが書いてあると思いながら、若者の最近の消費性向に関する論評を何気なく読んでしまった。美術館にオリジナルの絵を見に行くのは、大量に出回っているコピーでその絵を「知っている」と思いこんでいる人間が、オリジナルもまたコピ…

バードとベイシー

クリスマス・ソングの続き。

テクストの楽しみ

現代の超=虚構から解放されるためにロラン・バルトはこう言っている。遠い過去の音楽や映画や文学や遠く離れた空間の出来事は、今、自分がいる時間や空間とは違うことが存在しているので、現在とともに聴いたり、見たり、読んだりする意味があるのだ。異なる…

Gene Autry

歌うカウボーイと言われたジーン・オートリーだが、“Rudolph, the Red-Nosed Reindeer” を1949 年にミリオン・ヒットさせている。 ついでなので、久しぶりに “South of the Border” を聴く。

1935 年の Santa Clause Is Comin’ to Town

この曲は1934 年にできたものだから、トミー・ドーシー楽団の 1935 年の録音はかなり初期のものである。曲のオープニング・ヴァースがまだ残っており、後は AABA のティン・パン・アレイでよく用いられた形式である。 レコードの B 面はベニー・グッドマン楽…

トニー 谷

原理主義者であることはとうに辞めてしまったので、「破壊的イノベーション」なんてもうどうでもよいのだが、それでも既存の業界を震撼させるイノベーションのことをなんでもかんでも「破壊的イノベーション」と、人智を超えた預言者を気取る輩達が呼ぶ風潮…

アンナ

雪村いづみの『ジングル・ベル・マンボ』の素晴らしさは Apple Music 等で聴いていただくとして、江利チエミの『ジングル・ベル』もいいなあ。 『アンナ』といっても甲斐バンドの『安奈』ではない。

『病院の世紀の理論』

読了。はっきり言って第六章の『病院の世紀の終焉』は俗論だと思う。20 世紀末に特に流行った「〜の終焉」というタイトルはまたこのノリかと思わせ、本当にウンザリである。 第四章の『「医療の社会化」運動の時代』が面白い。1930 年から 31 年にかけて深刻…